対外経済貿易大学「春季中日学術シンポジウム2014」の一環として、同大学と立命館大学共同主催の座談会が3月18日北京で開かれた。「転換期の中国経済と日中経済・ビジネス連携」をテーマに、両大学の専門家らが研究成果を踏まえ、様々な視点から今日の中日経済連携における諸問題とその解決方法について意見を交した。
座談会は両大学の専門家5人が基調講演をする形で進められた。日中経済協会の田村暁彦所長は、都市化、高齢化、大気汚染といった中国が現在抱える解決困難な諸問題について、日本経済界の関連の経験と技術を紹介。日本企業がこれらの問題に対応することで、問題解決の糸口を探ることができるとともに、それが両国双方にとって利益となると語った。