北京汽車工業集団総公司の徐和誼董事長(会長)は取材に応じた際に、「北京が自ら航空機を製造するという夢が、今年実現されることになる。当社の傘下の北京通用航空集団有限公司はニュージーランドのパシフィック・エアロスペース社(PAL)と提携し、汎用航空飛行に適した多機能小型機のP750を生産する。今年第4四半期には、初の北京製の航空機が生産される見通しだ。当社はPALと手始めに15機の航空機を生産する予定で、販売価格は約1000万元(約1億6500万円)になる見通しだ」と語った。人民日報が伝えた。
P750は単発ターボプロップ多用途機で、超短距離離着陸が可能だ。乗客・貨物の輸送、航空撮影・測定、農薬の散布、森林の防火、人工降雨、警備・偵察、災害救助、スポーツ・レジャーなどに幅広く使用できる。
「人民網日本語版」2014年3月11日