1992年に、中国は世界の著名な会計会社と中国の会計事務所の共同による会計事務所開設を条件付で許可した。現在までのところ、すでに9つの中外共同会計事務所の設立が認可されており、この9つの会計事務所の営業拠点はすでに27に達している。これらの会計事務所は、規定の業務内容の範囲内で国内外の企業に相応のサービスを提供することができる。
2002年末現在、11の外国会計事務所が北京、上海、福州、広州、深セン、瀋陽、大連、南京などに17の事業部を開設し、11の国際会計事務所が中国内陸部に24の加盟会計事務所を設置している。
1994年に、中国は初めて公認会計士試験を導入し、これまでに20の国・地域の1万人以上が試験を受けた。そのうち、台湾、香港、カナダなどからの合計370人の受験者が全科目に合格し、248人が中国公認会計士協会の非執行会員となり、22人が執行会員となっている。
現在、関係部門は中国の開業公認会計士資格を獲得した外国籍の会計士とその他の中国の開業公認会計士による共同会計事務所開設を許可することについて検討しており、同時に外国業者投資会計事務所関連規定の策定を準備しており、外国業者による会計士事務所投資の形態、認可の段取りを明確にし、この分野における外国業者の投資の規範化に取り組んでいる。中国が国外の著名な会計事務所の中国会計サービス市場進出を積極的に誘致し、中国の会計事務所の国外会計事務所へのドッキングを目指している。
「中華人民共和国中央人民政府ポータルサイト」の2006年の資料より
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月21日