中国人記者たちの応援を前に、鐘雪泉氏は今回は許可するとし、マイクを再び一井源氏に渡した。
「皆さんありがとう。励ましてくれてありがとう」と、再びマイクを受け取った一井源氏は中国の同業者に感謝し、関心を寄せる鳥インフルエンザについて質問し終え、鐘南山氏はすぐに回答した。
会見後、一井源氏は新華社の記者に対し、質問が断ち切られたときに非常に緊張し落胆したが、中国の同業者から声援と励ましがあるとは思っておらず、温かさを感じたと話した。
中国に来て4カ月、初めて両会を報道する彼は、「鐘南山氏の回答はとても直接的でわかりやすく、満足できる答えだった」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月11日