バーの建ち並ぶ界隈が北京市朝陽区三里屯北路の東側にあり、全長260メートル、敷地面積1648平方メートル。この一帯は中国駐在のカナダ、オーストラリア、フランス、ベルギー、ドイツなどを含む79カ国の大使館にも近く、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)など7つの中国駐在机構も近くにある。
聞くところによると、三里屯の周辺3キロの範囲内に北京市全体の40%以上、約200軒のバーが集まっている。実地調査によると、バー街全体にバーが30数軒あり、集まっている200数軒のバーが三里屯両側の路地の中へと建ち並んでいることに気づいた。 ここ一帯では、不夜城の北京を目にすることができる。
三里屯は北京の最も早期の何軒かのバーが現れたところで、初めてバーが現れたのは1989年のことであった。最も早期のバーは南三里屯に現れ、一定の規模をなすに至り、評判の最もよいのは三里屯北街である。三里屯北街は北京最大の大使館エリアに近いため、外国人たちが北街のバーの常連となっている。ここ数年、この一帯に勤務するホワイトカラー、芸能人たち、および地方から来た観光者もバー街の常連となっている。バー街の常連の数も増えつつある。