中国、大気汚染対策元年始動

2013年初頭の大規模な大気汚染発生後間もなく、環境部の公式ホームページでは74都市の大気の質を月報、季節報、半年報、年報で知らされるようになり、内容も絶えず豊富に、そして整ったものになっていった。

その後大気十条が発表され、１週間後には「北京市2013-2017年大気清浄行動計画」が登場、大気汚染対策における重点目標を84項目の具体的任務に分類、公表された。いずれの任務も各県政府、市政府の関連部門や国有企業の50数人の腕利きメンバーに課され、任務が達成できなかった場合にはその責任を追及した。

2014年に入ると、国から地方の隅々まで行動計画が進められ、中国の大気汚染対策への決意が示される形となり、「大気汚染対策元年」に相応しいスタートを切った。