北京市民は暇な時、どのような文化消費活動を行っているのだろうか?市統計局・国家統計局北京調査総隊は23日、「北京市民の文化消費とニーズに関する調査」の結果を発表した。これによると、北京市民が普段最も好んで行う文化消費活動トップ3は、「テレビ観賞」「読書」「インターネット接続」だった。特に「テレビ観賞」の割合は95%に達した。北京晨報が伝えた。
■「ネット接続」「旅行」、ともに過半数
文化消費に関する今回の調査の結果、市民が最も良く行う文化消費活動トップ3は順次、「テレビ観賞」「読書」「インターネット利用による文芸・娯楽活動」だった。「テレビ観賞」と「読書」の対象は、「伝統的番組・書物」が好まれ、ネット利用の・文芸娯楽活動は、新型のエンターテインメントが主流だった。注目すべきは、「公演観賞」「研修・トレーニングプログラムへの参加」「スポーツ・フィットネス」を選ぶ人の割合が最も低かったことだ。特に、「公演観賞」「研修・トレーニングプログラムへの参加」は20%を下回った。
市統計局・国家統計局北京調査総隊の担当者は、「伝統的なテレビ観賞や読書、公園遊覧のほか、『ネットを利用した文芸・娯楽活動』と『外出・旅行』の2項目を選んだ人の割合がいずれも5割を上回り、新たな市民文化消費の主要項目となっている」と分析した。
2008年から2013年までの間、北京都市部住民1人あたりの「団体旅行参加」の年平均増加率は21.5%、「スポーツ・健康関連イベントへの参加」は18.5%、農村部住民1人あたりの旅行支出の年平均増加率は21.8%と、いずれも消費支出の平均増加率をはるかに上回った。