万里の長城を愛するアマチュアカメラマンのうち、「箭扣長城」を知らない人は少ない。ここはカメラマンが最も憧れるテーマを集めた、撮影の聖地だ。
箭扣長城には本来、名前が存在しなかった。昔、現地の地方役人は万里の長城を視察し、そこが非常に雄大であることに気付いた。また連山の間の澗口(谷)のように見えることから、そこを澗口長城と命名した。しかしこの役人は朝廷に戻ってから、この名前がよくないと感じた。役人は「 一箭扣双雕」(一石二鳥)という古い言葉を思い出し、箭扣長城と名前を付けた。
自動車ルート
南線:京密路→懐柔開放ロータリーを左折→突き当りの信号を右折→慕田峪の看板が見えてから左折→慕田峪ロータリー→ロータリーから慕田峪出口へ。出口を出てから長城ニジマス養殖場の方向へ→路傍に看板が見えたら間もなく到着。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月29日