北京市や河北省など中国北方地区は、毎年冬になると煙霧を迎える。このような大気品質は、五輪招致の弱点になるだろうか?
冬季五輪招致委員会環境保護部長、北京市環境保護局副局長の方力氏は、「北京は大気汚染条例を採決しており、数年間の努力により、大気品質が2022年に基準を満たす見通しとなっている」と指摘した。
方氏は、「北京市は大気汚染改善を重視しており、PM2.5の年平均濃度が、北京市政府活動の年間目標になっている。北京市は今年、大気汚染防止条例を採決し、法的な保障が備わった。努力により、2017年には60μg/立方メートル以下という目標を達成する。招致の結果がどうあれ、2022年の北京市の大気品質は1日平均基準を満たすことになる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月9日