北京市、9月より生活保護制度を開始

北京市、9月より生活保護制度を開始。

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北京市、9月より生活保護制度を開始

発信時間: 2014-08-12 10:54:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「北京市都市特困人員供養方法」(以下、同方法)が、昨日発表された。9月1日より、政府が北京市の「三無人員」の生活を保護することになった。生活保護の内容には、居住、養老、通院、通学が含まれ、毎月一定の生活費が支給される。生活保護の基準は、「現地の都市部住民の平均的な生活水準」以上とされる。

同方法の「都市特困人員」とは、北京市で農業戸籍以外の戸籍を持つ、労働能力および収入源がなく、法的に義務付けられている保護者がない者、もしくは高齢者・障害者・16歳未満の未成年者を指す。これがいわゆる都市の「三無人員」だ。今年9月1日より、これらの人は都市生活が特に困難な人として、政府からの生活保護を受けられるようになる。

各区・県政府はこれらの市民に、次の基本的な生活条件を提供する。基本的な居住条件を満たす住宅、食用油、副食品、生活用燃料、衣料品、布団などの生活用品と生活費。自立して生活できない人に対しては、介護を提供する。また疾患の治療を提供し、葬儀などの手続きを行う。

三無人員は、高齢者福祉施設などの集団保護の他に、各家庭での個別の保護を選択できる。民政部門は家庭で生活する人に対して、生活保護費を毎月支給する。家での居住が困難な市民に対しては、優先的に公共賃貸住宅、住宅賃貸補助金などの支援策を提供する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月13日