2.いかに安全を確保するか
特製の緊急救命装置を搭載
同プロジェクトの技術者は、観光宇宙船と特製の宇宙服を設計し、かつ二重三重の安全保障措置を講じている。開発段階の終了後、試験飛行を実施し、時期を見計らい有人観光飛行を実施する。
同プロジェクトの宇宙事業専門家は、「宇宙服と同時に、緊急救命装置を開発した。乗客は必要に応じて特製の落下傘を使い、緊急避難をするか、ダイビングを体験することができる」と話した。
上述したシンポジウムの閉幕後に製品の設計・製造段階に入り、飛行に参加する人員を選抜することになる。人員は宇宙事業専門家の指導を受け、専門的な宇宙探検家の研修を受け、合格が確定してから飛行に参加する。
同プロジェクトの責任者は、「来年7月に試験飛行を終えてから、すぐに宇宙旅行の時間を確定する。宇宙旅行に参与したい人は、将来的に中国で専門的な訓練を受けることができる。ただし心臓病、高血圧、てんかんなどの重症者は参加できない。未成年者は保護者の同意が必要だ。年齢にはそれほど厳しい制限はなく、健康的であれば問題ない」と述べた。