また「これまでの習主席や張副首相の発言などから、京津冀一体化計画の今後の中心は交通の一体化、生態環境保護、産業再配置の3つである」と指摘。同計画の第2段階において大きく推進される分野として、 ◆「京津冀一体化計画」グランドデザインの発表 ◆地域の役割分担の明確化、具体的は①西・北部の生態保護・生態産業発展エリア(承徳・張家港)、②中部の最適化調整エリア(北京・天津・廊坊・唐山)、③南部の製造業・耕作業エリア(石家荘・保定・滄州)、④東部の臨海産業発展エリア(唐山・秦皇島・天津・滄州)
◆交通一体化を先行 ◆産業の再配置による河北エリアの新たな発展のチャンス ◆環境保護事業の一体化、などを挙げた。広発証券によれば、産業の発展という観点からすると◆廊坊と唐山が中部の最適化調整で恩恵を受け、 ◆保定が南部の製造業発展のメリットを受け ◆唐山が東部の臨海産業の発展の恩恵を受ける。したがって、「廊坊、唐山、保定」の3都市が京津冀の一体化で一番大きなメリットを受けることになり、大いに注目していくべきだとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月11日