北京市委員会や首都文明建設指導委員会弁公室などはこのほど共同で、第8回「社区の感動人物ベスト10」を発表した。同選考会は2007年から開催され、北京の末端の人たちによる奉仕活動や善行を発掘し、彼らの生き方を広く紹介している。同選考会は「北京の模範2014」キャンペーンとも連携しており、市民と専門家の投票によって27名から最終的に10名が選出される。
今回の10人の中にはWilliam Lindesayという外国人の名前もあった。彼は「長城の夢」をかなえるべく、3回にわたり中国を訪問。ついに中国に住んで長城を研究するようになる。その彼の最近のテーマは「長城からゴミをなくす」こと。世界各地からボランティアを集めてゴミを拾い、旅行客に対しては「ゴミは捨てずに持ち帰る」というアウトドアルールを守るよう呼びかけている。彼が始めたこの活動は、現在、長城でだれもが目にする光景になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月1日