昨年11月28日、北京市で最初に「障がい者共通カード」を受け取った申請者である68歳の李宝生さんは、嬉しそうにバスに乗り込み、身分証明証と同じ大きさの「共通カード」を掲げた。「ピッ」という音がすると、機械に金額が示されるが、残り金額は常に「ゼロ」だ。
これは中国で最初の「スマート化された障がい者証明証」であり、同時に社会サービスに一括利用できる「北京通」カードでもある。このカード1つあれば全てのサービスが受けられるというわけだ。現在、障がい者はこのカードを使って無料でバスや公園の利用ができるだけでなく、金融サービスの利用も可能になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月18日