不動産機構のデータによると、中央銀行の直近の利下げ宣言後からの1週間(5月11~17日)、北京一戸建て市場は全33件の成約が実現し、前週比で9件増加した。累計成約数は99件、前週比で141.5%のプラスとなった。成約総面積は3万平米近くに達し、前週比で165.6%のプラス。平均成約価格は平米あたり3.2万元で、前週比で2.0%のダウンとなった。
「不動産市場全体に明るい兆しが見える。高級住宅のお客様は中国の不動産市場に対して自信を深めている。ただ、高級住宅の成約サイクルは普通の住宅のそれより長い。高級住宅を買うお客様は複数の家があるため、不動産購入資格の流用に一定の時間を必要とするからだ」と不動産機構の関係者は分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月21日