2015年ミラノ万博の北京イベント週間が5月30日午前、中国館で始まった。ミラノ万博中国政府総代表で貿易促進会副会長の王錦珍氏と、北京市政府秘書長の李偉氏が祝辞を述べた。 2015年ミラノ万博の北京イベント週間は北京市が出展。2010年の上海万博に続いての万博出展だ。
国際交流のプラットフォームである万博は、古い都であると同時に現代的活力を持つ北京を世界に示す良い機会となる。2015年のミラノ万博で最初に注目される中国の都市として、北京市は「北京イベント週間」などの活動を通じ、北京の歴史文化や都市のイメージ、現代的な国際都市になるまでの経緯を展示し、国際的に都市の影響力を向上させる。同時に、北京と世界各国との友好的交流を促進させ、経済・貿易・文化における交流と協力を推進する。
王錦珍氏は祝辞で、万博は文明の成果や平和へのアピールと発展を示し、人類の未来を展望するための重要な舞台であると述べ、その本質的価値は進歩とイノベーション、コミュニケーションにあるとした。「2015年ミラノ万博は農業と食品に焦点を絞ることで、国際社会から広く注目されている。中国館は『希望の農地』をテーマにし、悠久の農業文明と豊富な飲食文化、および先進的科学技術の成果について展示している。
中国の各地域も中国館をプラットフォームにしながらイタリアや世界各国・地域と経験を分かち合い、地域間協力をしたいと願っている。本万博で我々は、17の省区市のイベント週間(日)を行う予定だ。これは新中国が万博に参加してきた歴史で最多となる」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月3日