中国は6月13日、10年目となる中国文化遺産日を迎えた。今年のテーマは「成果の保護、全民共有」。故宮博物院は同日、このテーマをめぐり、一連のイベントを催した。また1日8万人の入場規制を設け、実名チケット購入制を開始すると発表した。午後4時のチケット販売停止まで、延べ4万9960人が故宮を見学した。
故宮博物院の関係者によると、実名チケット購入制への理解が深まるにつれ、今後はさらに身分証によるチケット購入を進めていくことになる。旅行会社のツアー客が故宮を見学する場合、今後はオンラインチケット予約が必要になる。10日前より予約を受け付け、見学前日の21時で締め切りとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月16日