株価の高騰に伴い、ファンド産業が空前の繁栄を見せている。北京を拠点とする私募債ファンド、ベンチャーキャピタルファンド、ヘッジファンドなどは、彼らの新しい住処「北京ファンドビレッジ」ができるのを待ち望んでいる。
5月30日、北京房山区政府第3事務所で、北京で初めてとなるファンドビレッジプロジェクト調印式が行われた。北京房山区政府と文資泰璽資本が、戦略協力協議に調印したことで彼らは、中国最大のファンド産業集積エリア「北京ファンドビレッジ」を協力して建設することになる。
関連資料によれば、ファンドビレッジのモデルはニューヨーク近郊のグリニッジ村とされる。この村は世界でも成熟したファンドビレッジとなっており、100キロ㎡あまりの中に世界400社近くのヘッジファンド本部が置かれている。管理資産総額は1500億ドルを超え、世界のヘッジファンドの大本営と呼ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月24日