北京・天津・河北をつなぐ1000キロの都市鉄道を計画

北京・天津・河北をつなぐ1000キロの都市鉄道を計画。

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発信時間: 2015-07-15 14:14:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

1000キロの都市鉄道を建設

北京・天津・河北省共同発展計画によると、鉄道網は大きく4つに分けられる。1つ目は幹線鉄道網で、現行の鉄道を使いながら150キロ以上の地域を担当する。現在、北京を中心とする工程表が出来上がっており、北張線、北九線、北沈線の各路線が推進されている。これらの路線は京滬、北広などの路線を基礎にしており、三地間の交流を密接にする。たとえば北沈線は北京の懐柔駅と密雲駅間の本数を増加させる。北張線は延慶で支線が増える。

2つ目は「城際鉄道」と呼ばれるもので、主に北京・天津・河北の主要都市群の快速化を目指す。運行距離は長いところで70~100キロ。ちなみに城際鉄道の投資会社はすでに成立しており、資金の心配がなくなった。投資会社がいま計画している路線は他にも、首都空港から北京新空港の連絡路線などがある。

4つ目は市民が最も親しみのある地下鉄で、「城市軌道交通」と呼ばれる。平均駅間距離は1キロ前後で、電車の運行時速は35キロ。発車間隔は5分を基本とし、短距離の通勤需要に応える。今年北京ではのべ27キロの鉄道を増加させ、全部で554キロとなった。とはいえこのモデルだけでは中距離の都市間交通を満足させられない。「地下鉄駅の距離は短く、速度も遅い。もし地下鉄で河北に行くなら2時間以上かかってしまう。このサービスレベルでは全く駄目だ」。そのため3つ目の鉄道網が生まれることになった。これは三地間に長く必要とされてきた鉄道網である。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月15日

 

 

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