夏季における北京の水需要のピークに対応するため、南水北調(南方の水を北方に送るプロジェクト)の中期工程で唯一の大型加圧用水基地である惠南荘加圧用水基地が13日、試運転に成功した。加圧式モデルが使われたのは、南水北調中期工程で通水してから初めて。
7月に入って以降、北京の水需要はピークを迎えている。今週は300万立方平米以上の供水が続いており、運用がひっ迫している状態だ。9日の北京での供水量は史上最高を記録し、313.2万立方平米となった。供水能力は限界値に近い。そのため調整が完了していた惠南荘加圧用水基地を13日に試運転させることになった。現在、順調に運行している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月17日