このほど発表された「北京市ポイント制戸籍管理弁法(意見募集稿)」によると、ポイント制戸籍の申請条件として、北京市の居住証を有していることのほか、4項目の基本条件を満たしていなければならないことが明記された。それと同時にポイントとなる10項目とそれぞれのポイントも規定。項目には合法的で安定した職業、合法的な定住所、一定の学歴、勤務地、分散産業での就業、先端企業での就業・起業、専門職、納税、信用情報、法律遵守などが設けられた。
多くの学者は意見募集稿には大きな意義があると指摘。北京大学教授・中国区域科学協会の楊開忠会長は「北京市ポイント制戸籍制度は大きな前進を果たした」として次の点を強調した。