北京交通発展研究センターと北京市環境保護局の効果評価報告によると、ナンバー規制の渋滞や大気汚染問題に対する効果は極めて顕著。渋滞については、その間の北京の交通指数は50%ほど低下し、渋滞が減ったことでアイドリング時に発生する汚染物質の排出も大幅に減少した。
世界各国は渋滞緩和にいろいろな方法で取り組んでいるが、最終的は車両を制限している。北京の自動車保有台数(1人当たり)は東京の2倍、使用レベルは4倍。北京の5環内の自動車の使用率は32%であるのに対し、東京の同じ範囲での使用率は8%となっている。政策の内容は経済面・法律面・行政面を問わず自動車の使用率を下げることである。
中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月12日