行政副都心センター建設は立法を先行＝北京政協委員

今年、行政副都心センターが多くの政治協商会議委員の関心の的になっている。北京市政協委員・京津冀共同発展研究基地チーフ専門員・北京市国際都市発展研究院の連玉明院長は政治協商会議第１２期４回会議に、行政副都心センターに関する２つの提案を行った。

政副都心センターの建設は立法を先行させ、地方性法規を制定し、行政副都心の位置づけ・職能・関連政策・将来の発展方向を明確にし、“やみくもな拡大”に走るという間違いを起こさないようにするというものだ。

一方、北京市政協委員で通州区の科学技術・教育・文化・衛生担当の李亜蘭・通州区副区長は、都心センター建設において教育分野で大きな支持を得られていることを強調。東城区・西城区や海淀区の多くの学校が通州区の学校とつながるか、新校区を建設していることを明らかにした。ただ今後の最大の課題は審査承認にあるとの見方を示した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年1月21日