36歳の張さんは北京人で、さまざまな職に従事した経験を持ち、機械をこよなく愛する。張さんは2000年に豆腐製造機を自ら製造し、ガールフレンドの梁さんと市場で豆腐を売った。商人の才覚と勤勉な精神により、二人は100万元を稼いだ。その後冒険を好む張さんは、さまざまな危険なスポーツに参加した。2008年のブン川大震災(ブン=さんずいに文)の災害救助で、張さんは命の意義を再確認し、人生の夢を追いかけた。また4年の時間を掛けてさまざまなサバイバル技能を身につけ、探検を開始した。
張さんは2012年1月、北極圏付近の極寒のオイミャコンで、片膝をつき梁さんにプロポーズをし、南極でファンタジックな結婚式を挙げることを約束した。梁さんは昔張さんに、車を雇い高級レストランで披露宴を挙げるのは、自分が望んでいる人生ではないと言ったことがある。張さんは、それならば南極で式を挙げようと冗談を言った。この冗談が、今や現実になろうとしている。二人は25日に南極・長城基地の赤い建物前で挙式を予定しており、この「長い婚礼」を現場から生中継することを計画している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月18日