中国が世界映画市場で第2位に

中国が世界映画市場で第2位に。

タグ: 世界映画市場 中国の映画市場 ハリウッド 

発信時間: 2014-03-20 12:44:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

確かにこの2年近く、中国資本はハリウッド攻略の進軍ラッパを鳴らしてきた。しかし中国資本が流入したからといって、中国映画界がハリウッドに進軍したことにならない。王中軍氏は率直に言う。「中国資本がハリウッドに入っても、アメリカ映画の銀行になるだけ。そんなことは全く望まない。現在、多くのアメリカ映画が中国で資金を集めている。資本的には攻略できたとしても、ほとんどのアメリカの会社は中国の会社を同等の立場として見ていない。中国映画が世界に広がるのを彼らが手伝うわけがない。では、我々はどうやってハリウッドに食い込むべきか。資本にしても映画会社にしても、学ぶべきことはまだまだたくさんある」。

 

「真に攻略するためには創造力、想像力、製作能力、技術、文化的深みなどで蓄積が必要だ。すべては文化輸出にかかっている」と、チャイナEキャピタルの執行責任者、王冉氏が指摘する。中国の映画会社がハリウッドの企業を買収したとしても、彼らはアメリカ映画人の創作能力や物語構想力を必要とする。アメリカ映画人はあくまで自分の作品として製作するわけで、これでは自分の文化を真に輸出することにはならないのだ。

真の「世界進出」には15年は必要

「中国映画が世界で受け入れられるようになるには、おそらく15年かかる」。華人文化産業投資基金はドリームワークスと合弁で、オリエンタル・ドリームワークスを設立した。基金代表の李川氏は、提携先としてドリームワークスを選んだのは、アニメを突破口および売りにすることで、中国の文化や物語をハリウッド、ひいては全世界に向けて伝えたいと考えたからだと言う。

「ハリウッド風のストーリーテリング、技術的工程や管理、人材育成のシステムを全て中国に移植したい」と李川氏は明かす。ハリウッドの持つクリエイティビティ、工程、技術とルールを取り込んでこそ、巨人と肩を並べることができ、上質の映画を作ることができるのだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月14日

 

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