日本人画家の描いた「北京の風物詩」

日本人画家の描いた「北京の風物詩」。 私は数十年北京で暮らし、北京のことなら、ほとんど知っているつもりでいたが、なが年一市民として生活してきたせいか、感性がにぶってしまい、それほど感動するものがなくなっていることをこのスケッチを通して痛感した…

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発信時間: 2014-03-24 14:28:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国と日本で出版、発売されている中国の日本語版月刊誌『人民中国』12月号特別附録の2012年カレンダーを見て、まさに目からウロコが落ちる気持ちになった。

1月から12月までのページにはそれぞれ1枚ずつ日本人画家三好道さんのスケッチが使われていた。

私は数十年北京で暮らし、北京のことなら、ほとんど知っているつもりでいたが、なが年一市民として生活してきたせいか、感性がにぶってしまい、それほど感動するものがなくなっていることをこのスケッチを通して痛感した。欧米の画家の個展はよく見に行っているが、自分たちの身辺にこんなにすばらしい風物詩が存在していることを知って、まことに恥ずかしいことだが驚いている。

表紙の「王府井の入り口」のマクドナルドのお店も、よく本屋めぐりの途中立ち寄っているが、せいぜい3時のおやつを食べに入っただけのことであり、感動とか風物詩と感じることはなかった。1月の「竜の舞い」のスケッチも、私はにぎやかだなあ、と感心して通り過ぎるだけだった。2月の「初雪の羅鼓巷」も、そこを通ったことはあるが、画家のような感動はなかった。

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