京都経済短期大学学長 岩田年浩(経済学博士)
関西大学 名誉教授 私は2007年4月から9月、関西大学の教授をしていた頃に大連交通大学へ語学留学しました。日本の大学教員が海外へ6か月以上出かける場合は普通は語学の勉強ではなく、専門研究で出かけます。私は美しい発音の中国語を学びたくて、少ししか予習しないで大連へ行きました。留学生の寮に宿泊して、中国の皆さんと接して実際の中国語を勉強しました。日本語と違った美しさの中で発音は複雑です。授業の寸前まで、テキストのテープを聞きました。一日に4時間の授業の復習に4時間、明日の予習に4時間かけました。合計12時間です。かなり、疲れました。
中国人学生にアルバイトで細かい指導をしてもらいながら本当の中国語を勉強しました。やはり、現地は違います。新鮮です。両国の漢字には似たものが多いのですが、簡体字はわかりやすく覚えやすかったです。しかし、二つの国の漢字の意味が異なるものもありました。「手紙」は中国ではトイレットペーパーですね。