「噴き出した空気によってグランドは綺麗な空気環境となります。汚れた空気は追い散らされます。湿気のある空気は、グランドの気温を下げます。重い空気は下に、軽い空気は上に行く法則を利用することで、比較的軽く温度の高いスモッグは、グランドへ侵入できなくなります。
王宇迪君は、このささやかな設計の最大の特徴は「省エネ」だと言う。「屋上には水滴や風速、スモッグを観測する装置を置きました。雨の日や風の日は空気の質が比較的良好です。そのときはロボットを休ませます。スモッグが多くなったら、再稼働します。また、汚れた空気が清浄される進度も計測可能です」。簡単な空気流動の原理を利用しながら、学校の空気をきれいにする環境を作り出したのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月31日