「幸福一村」という団地には白雲龍さんというボランティアがいる。アメリカからやって来た「西洋の花婿」だ。彼は団地内のサービス活動や公益活動に熱心で、団地では「西洋の雷鋒」と呼ばれている。白雲龍さんは「どんな国の人にせよ、雷鋒は人々に尊敬されるべき人物。自分が西洋の雷鋒だとは思いませんが、彼のように人に手助けできるというのは嬉しいことです」と語る。
無料で英語教室
中国にやって来たばかりの頃、彼は三里屯に小さなレストランを開いた。このレストランは、食事をする客が訪れる以外、英語愛好者のたまり場にもなっていた。白雲龍さんはみんなに無料で英語を教えた。その後、彼を慕う人がどんどん増えた。それは店のお客さんだったり、周辺の住民だったりした。