中華全国新聞工作者協会は6月30日、北京で「新聞茶会」を開催した。同会は北京冬季五輪招致委員会副秘書長で新聞宣伝部長の王惠氏を招き、「中国で伝える冬季五輪招致とオリンピック精神」というテーマで、北京駐在の外国人記者および香港・マカオ・台湾の記者と交流を行った。王惠氏は記者団の質問に答えた。
「我々の目標は毎日を青空にすること」と、王惠氏は述べた。誰もが関心を持つ北京の大気汚染問題について言及したのだ。「国際オリンピック委員会(IOC)が6月1日に行った評価報告では、中国政府が完全に実行可能な計画を立てているとした。彼らは我々の能力を信じている。そして大気汚染の改善もできるはずと考えている。実際、今年の北京の大気を見れば、我々の措置が十分かつ有効なものであることが分かるだろう。今年の第一四半期において北京のPM2.5は20%近く減少した。今後も努力を続けるべきだ。政府および民衆や企業の力を借りながら、みんなで努力する必要がある。これは持久戦であり、一朝一夕でできることではない。根気を持って改善につくすべきだ」。