また王惠氏は、「我々の考えは明確だ。冬季五輪を成功させるため、そして暮らしやすい都市にするためには大気汚染の改善が必要だ。我々が大気汚染改善をするのは、北京の人々が暮らしやすい環境で生活するためである。同時に、この快適な環境をオリンピック選手にも味わってもらいたい。我々がすでに決めた目標に基づいて大気汚染を改善すれば、必ず冬季五輪以前に大気の質を世界保健機関(WHO)の求める数値まで引き上げられる。最初にきれいな空気を味わってほしいのは選手ではなく、北京に住む人々だ。これは我々の責任であり、我々の努力の方向だ」と述べた。
最後に同氏は、「我々北京人はみな、毎日青空が見たいと願っている。これは我々の目標であり、必ず実現できる。なぜなら我々はそのための措置を採っているからだ。現在、大気汚染改善のために大量の資金が北京に投入されている。そして国務院も大気汚染改善の「国十条」を公布している。北京市政府も国十条で決まった八十四条に基づいている。全ての条項において完璧かつ厳粛に実現可能な措置を採っている。これらはみな、間もなく実現する青空のためにある」と付け加えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月6日