「経済参考報」によると、北京の非首都機能の緩和と北京・天津・河北省の共同発展を目指す北京と天津、河北省の3地域は、計画から実行の段階に移った。条件を持つ地域を率先して選び、積極的に交通の一体化、生態環境保護や産業の構造転換、公共サービスなどを推進し、先行例としてのプラットフォームを作り上げ、他の地域の発展の模範となるとしている。
特筆すべきことに、対象として北京新空港臨空経済区、曹妃甸共同発展示範区、天津自由貿易試験区などが挙げられている。すでに北京市は2015年の政府工作報告で、新空港の土地の収用や周辺施設の建設を加速させ、空港周辺の臨空経済合作区の計画と実施を推進させるとしている。河北省政府の工作報告でも、産業協力を推進させ、北京新空港経済区や曹妃甸現代産業実験区、亦荘廊坊産業園、渉県天鉄循環経済示範区の建設を進めるとしている。