「北京新空港は北京と廊坊の境界に立地しており、2019年に完成予定だ。完成後、空港周辺の経済は直接、北京・天津・河北省の資源と人材、資金を利用することができる」 北京社会科学院経済研究所の研究員助手である孫莉氏は、北京新空港臨空開発区で重点的に発展させる産業は、北京・天津・河北省が持つ資源的優位性を基礎とした製造業や加工組立産業だと指摘する。
また、臨空経済は発展の初歩段階にあり、臨空産業チェーンの多くが周辺地域産業と関連している。新空港周辺の生物医薬産業や文化クリエーティブ産業を中心としながら、電子情報産業や生物技術産業、光学・機械・電子一体型産業などを発展させていく。北京新空港は立地条件が良く、航空物流や航空製造業の発展に利する。また北京・天津・河北省への浸透作用も大きなものとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月24日